地震・台風・ゲリラ豪雨につよい屋根・外壁リフォームとは?災害対策まとめ

地震・台風・ゲリラ豪雨につよい屋根・外壁リフォームとは?災害対策まとめ

近年、日本各地で大型台風やゲリラ豪雨、そして南海トラフ地震への備えが大きな社会的関心を集めています。
「静岡も台風が多いから心配」「南海トラフ地震に耐えられる家にリフォームしたい」という方も多いのではないでしょうか。

今回は台風やゲリラ豪雨、地震などの災害に備える、お住まいのリフォーム方法を屋根と外壁に分けて詳しく紹介します。
これからも大切なお住まいで安心して生活できるよう、お役に立てれば幸いです。

目次

災害につよくなる屋根リフォーム3選

重たい屋根や雨水・風・衝撃によわい屋根は災害が起こった場合、被害が大きくなる傾向にあります。
万が一に備え、以下のリフォームをおすすめします。

①耐風性・耐震性・耐衝撃性に優れた屋根材に葺き替える

屋根-葺き替え工事

屋根の防災性能を根本から高めたい場合、既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に交換する「葺き替え(ふきかえ)工事」で耐風性・耐震性・耐衝撃性に優れた屋根材に葺き替える方法があります。

近年では、強風による屋根のズレや衝撃につよい「防災瓦」も登場しており、瓦本来の意匠性を保ちながら防災性能を高めたいという方にも選ばれています。

②軽量な屋根材への葺き替えで耐震性を向上

屋根の重さ-耐震性

屋根の重量は建物全体の耐震性に大きく影響するのをご存知でしょうか。
屋根が重いほど建物の重心が高くなり、地震発生時の揺れ幅が大きくなる傾向にあります。
そのため、軽量な屋根材へ葺き替えることは、耐震性を高める有効な手段のひとつです。

例えば、一般的な瓦の重さが約50kgなのに対し、ガルバリウム鋼板は約5~7kgと、約1/10もの違いがあります。

ガルバリウム鋼板(こうはん)とは?
現在、主流となっている金属でできた軽量屋根。
金属屋根ながらサビにつよく、軽量で非常に耐久性が高いことから多くのお住まいで採用されている。

③既存瓦を強固な工法で固定し直す

屋根-固定-ラバーロック工法

葺き替えを行わずに既存の瓦を活かしたい場合は、瓦をより強固な工法で固定し直す方法があります。

代表的なものに、瓦を釘やビスでしっかりと下地に固定する「ガイドライン工法」や、瓦同士を接着剤で連結して一体化させる「ラバーロック工法」があります。
これらの工法により、強風時の瓦のずれや飛散を防ぎ、台風による被害リスクを低減することができます。

災害につよくなる外壁リフォーム3選

地震に備えて耐震性の向上、台風や大雨に備えて防水性や耐衝撃性を向上させるため、外壁リフォームもぜひご検討ください。

①シーリングの打ち替え

シーリング打ち替え

サイディングボードの継ぎ目や窓の周りに使われている「シーリング」の劣化が雨水浸入の主な原因となります。
シーリング材は紫外線や気温変化の影響を受けやすく、経年とともにひび割れや痩せが生じます。

台風やゲリラ豪雨の際は劣化したシーリングの隙間から雨水が吹き込み、外壁内部の木材や断熱材を濡らしてしまうことがあります。
外壁をチェックしてみて隙間が出来ているようであれば、打ち替えの時期です。

②耐震性の高い外壁材へ張り替える

耐震性-外壁-ガルバリウム鋼板

外壁を耐震性の高い外壁材に張り替えることで、地震発生時の揺れを抑えることができます。
耐震性を重視した外壁材は、耐震用の外壁パネルやガルバリウム鋼板、軽量コンクリート、繊維強化コンクリートなどが挙げられます。
これらはいずれも軽量でありながら強度が高いという特長を持ち、建物にかかる負担を軽減できます。

現在、主流であるガルバリウム鋼板は耐風性にも優れており、強風にあおられても飛ばされにくいというメリットもあります。
そのため、地震対策と台風対策を同時に実現したい場合には、ガルバリウム鋼板も候補に入れてみてください。

③外壁の補強・補修

外壁-タイル補修

耐震性や防水性を高める方法として、部分的な補強や補修も防災性能を向上させることができます。
外壁用の耐震金具などを用いて外壁と建物の躯体をしっかりと固定することで、地震発生時に外壁がずれたり脱落したりするリスクを低減できます。

また、密着性が弱くなっているタイルや、外壁にひび割れや浮きが見られるという場合は早めの補修をご検討ください。
これらの劣化は災害に限らず、雨漏りなどの思わぬトラブルに繋がりかねないため、定期的に点検・メンテナンスを行いましょう。

リフォームを検討する際のポイント

地震や台風、ゲリラ豪雨につよい屋根・外壁リフォームを検討する際は、以下の点を意識すると良いでしょう。

  1. 現状の劣化状況を正確に把握する:屋根や外壁の劣化は目視だけでは判断しづらい部分も多いため、専門業者による診断を受ける。
  2. 台風対策と耐震対策を同時に考える:屋根材の軽量化や外壁材の選定は耐震性向上と耐風性向上の両方に寄与するため、リフォームの際はセットで検討する。
  3. 信頼できる業者選びを行う:施工実績や保証内容、アフターフォロー体制なども確認し、長期的に安心して任せられる業者を選ぶ。

これら3つのポイントを押さえ、万が一に備えて屋根や外壁の性能を高める方法がないか、できることから少しずつ進めてみてください。

私たちが住む浜松市周辺は台風の上陸リスクとゲリラ豪雨の増加、さらには南海トラフ地震への備えという、複数の自然災害リスクに直面している地域です。
「うちの屋根・外壁は大丈夫だろうか」と少しでも不安をお感じの際は、早めに専門業者へ点検・相談することをおすすめします。

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